幼い頃に虐待を受けていると、人の顔色を伺うタイプになってしまうらしい。
また、幼少期に親からの愛情を十分に受けていないと、恋人に対して強い独占欲を抱くようになってしまうらしい。
また、幼少期に親からの愛情を十分に受けていないと、恋人に対して強い独占欲を抱くようになってしまうらしい。
虐待、というほどのものを受けた覚えはないのだけれど、僕はこれに当てはまるところが大いにある。
人の顔色を伺うタイプだともよく言われるし、独占欲も強い方、らしい。
不本意ながら。
あまり母親に甘えたことがない。
母はあまり自立した女性ではなかった。
あまり母親に甘えたことがない。
母はあまり自立した女性ではなかった。
比較的手のかからない子供だった僕は、 姉や妹の子育ての愚痴を母から聞かされて育った。
姉や妹は、ただ母親と戦って自己主張をしていれば良いのだ。
その喧嘩の仲裁をするのは僕だった。
姉や妹は、ただ母親と戦って自己主張をしていれば良いのだ。
その喧嘩の仲裁をするのは僕だった。
祖母もそうしたところがあり、祖父への愚痴を僕に話した。
幼い頃父は仕事が忙しく、家に帰るのが遅かった。
だから僕がその愚痴聞き係になったのだと思うと、なかなか父を恨めしい気もする。
まあ、しょうがないところもあるし、誰だって多かれ少なかれそうした問題を抱えて育ってきているのだと、今では理解できる。
でも、やっぱり寂しかったし、僕も誰かに甘えたかったなあ。
それをおおっぴらに表せないから、普段家族といるときはむすっとして、全然寂しくなんてないし放っておいてくれ、と言わんばかりにしているのだけれど。
そうしたところが、多分に僕の生き方にも影響を与えているのか、
心理学の本を読んだり日記をつけたりと、気持ちの処理は一人でしたいと思うんだよな。
人に愚痴や弱みを見せるのが、良くないことだと思っているのかもしれない。
恋人には母親のように甘えたい、のだけれども、自分のそうした姿を見せることはできそうもない。
そうすべきでもないと思う。
気持ちをあまり出さないと、人から、何を考えているのかよくわからない、と言われることは理解している。
だから、自分で整理を終えた後で、語ることにしている。
それが僕にとっての妥協点なのだ。